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やっぱり最後は最強の2頭!1999年有馬記念


グラスワンダー【有馬記念1999】 - YouTube

 

私は、父が競馬好きだったということもあり、幼少期から自然と競馬を見る事になったのですが、面白いという気持ちとギャンブルは嫌だなという気持ちが入り混じった感情で幼少期は競馬を見ていました。

 

そんな私の競馬感を変えてくれたのが、90年代後半に活躍した名馬達。

 

特にサイレンススズカの逃走劇、1998年最強世代の個性と強さ、女傑エアグルーヴヒシアマゾンの男勝りの力走…などなど挙げたら切りがないくらい、この時代の名馬には思い入れがあるし、

「競馬の魅力とは何か」

を走りや競争で教えてもらったと感謝しています。

 

そんな中でも、とりわけサイレンススズカスペシャルウィークは大好きな馬であり、敬愛する武豊騎手のベストパートナー候補の1頭と思っています。

 

そのサイレンススズカが1998年11月の天皇賞秋で天国に旅立ち、私の競馬熱はかなり下がってしまいましたが、1999年もスペシャルウィークは現役を続けるということで、スペシャル引退までは競馬は見るぞという気持ちでおりました。

 

そのスペシャルウィークの引退レースにして、宿敵グラスワンダーとの最後の戦い。2回しか相まみえなかったのに宿敵とは適切な表現がわかりませんが、同世代のスーパーホース2頭の雌雄を決する戦い。

 

天才武豊騎手をダービージョッキーにした馬、サンデーサイレンス産駒でも最上級の強さスペシャルウィーク外国産馬の怪物2頭、エルコンドルパサーグラスワンダーの主戦だったいぶし銀的場均騎手。どちらの主戦を続けるか迫られ、迷わず選んだグラスワンダー。両騎手にとっても、俺の馬が最強と思っていたでしょう。

 

同年宝塚記念で初めて顔を合わせた2頭。スペシャルウィークファン全てが愕然とした、グラスワンダーの圧勝。

 

スペシャルウィークの白井調教師が

「うちのとグラスでは瞬発力が違い過ぎる」

とあっさりと完敗を認める程の完敗。

 

この99年は、スペシャルとグラスの同期、エルコンドルパサーがフランスに長期遠征。凱旋門賞制覇を最終目標にフランスで大暴れ。武さんもスペシャルウィーク凱旋門賞に挑戦したい気持ちが膨れ上がり、その条件が宝塚記念制覇。

 

しかし、その想いはあえなく金色の怪物グラスワンダーに押しつぶされてしまった。グラスワンダー強かった。そしてエルコンドルパサー凱旋門賞2着。エルコンドルパサーも化け物だった。

 

 

グラスワンダーへのリベンジと有終の美を飾る」

スペシャルファンの夢でもあったし、白井調教師も武豊騎手も同じ気持ちだったはず。しかし結果は…❔

 

詳しくはレースをご覧頂ければと思いますが、宝塚記念と違った意味で愕然。いや、宝塚記念は着差に呆然、この有馬は着差に

「あ然」

と言った方が良いかも^^;なぜ故、同着で処理してくれなかったのか(笑)何とか、今から同着にしてはくれないだろうか?(笑)

 

超スローペースで最後方からレースを進める武豊スペシャルウィーク。武さんのメンタル凄すぎ。そして、2頭から最強馬のバトンを引き継ぐこととなったテイエムオペラオーの走りも良かったし、この年メキメキ力をつけていたツルマルツヨシと藤田の兄貴の乗り方もお見事でした。単純に素晴らしい大接戦で見応えある有馬記念です!

 

…未だに見ると悔しくなるから、同着にしといてくれれば…トホホ…

 

骨折の影響か、骨折後のグラスワンダーは左回りはあまり強くなかったですが、中山と阪神の強さはちょっと普通ではないと思う。

 

グラスワンダーオルフェーヴルシンボリクリスエスが中山で戦ったら、どうなるんでしょ?正直、私は甲乙付け難い。この3頭を凌駕するマツリダゴッホの姿が目に浮かぶ🐎中山最強はマツリダかも?