ディープが天国に旅立って2年。ラストランからは15年も経つんですね。この年の天皇賞春の超ロングスパート、凱旋門賞の敗北と失格。天国に登る様な快感と地獄に突き落とされた屈辱、相反する想いを味あわせてくれた怪物のラストラン。
「なんだこのコーナーリングは!?」
直線に入った瞬間に勝負ありと確信させた痺れる走り。ディープインパクトを語る上で、無敗の三冠馬という事、天皇賞春の走りが真っ先に語られることが多いですが、私はこのラストランの捲り、いやコーナーリングスピードをまず一番に語りたい!F1マシンが鈴鹿の130Rをアクセル全開で駆け抜ける姿にそっくり。ラストランにして、究極の走りが完成したと思いました。
ちなみに私事ですが、この時の有馬記念は、39.7度の超高熱で苦しんでる最中で、ディープがラストランを飾った瞬間、多分体温50度くらいになってました(笑)
人生で最も高熱に苦しんでいた日だったので、良くも悪くも非常に思い出深い有馬記念の1つ。ちなみに高熱には1週間苦しみました(インフルエンザではなかった)。
出来れば、あと1年だけ現役続けてほしかったな〜ウオッカ・ダイワスカーレットの最強お姫様達vsディープインパクト…くぅ〜痺れますねーー!無論、リベンジ凱旋門賞もね…凱旋門賞制覇の夢はディープの子や孫に期待しましょう!