1999年 天皇賞(春)(GⅠ) | スペシャルウィーク | JRA公式 - YouTube
’スペシャルウィークを破り、皐月賞・菊花賞の2冠馬セイウンスカイ
この3頭により争われた1999年春の盾争奪戦。
前年の皐月賞と菊花賞で、セイウンスカイに逃亡劇を許したスペシャルウィークが、この天皇賞ではセイウンスカイをマークする先行競馬。その2頭を後ろからじっくりと狙うメジロブライト。
武豊・河内洋・横山典弘の3人の名手の駆け引き、戦略、狙いを存分に楽しめるレースです。
スペシャルウィーク大好き野郎としては、3歳時は先行出来るほどの気性的な落ち着きには不安がありましたし、岡部騎手が騎乗したジャパンカップではヨレるシーンが見られるなど、まだまだ成長の余地が残されたいたスペシャルが、1999年に入ってワンランク上の馬になったことが最高でした!
…最高だったんですが、この次の宝塚記念で栗毛の怪物に完全に粉砕されて、大ダメージを負うことに(笑)白井最強も愕然^^;
阪神大賞典とこの天皇賞春で、ロングスパートでメジロブライトを完全に封じ切った姿は格好良かった。長距離で後ろから鋭く脚を伸ばしてくるメジロブライトも格好よし!
強い長距離馬に拘っていたメジロ軍団の存在が懐かしく、そんなメジロの強い長距離馬最後の1頭がメジロブライトだと思います。メジロライアン産駒と言うのもベリーグッド!
ただ、阪神の2200mでは、ロングスパートでグラスワンダーを抑えきることが出来なかったのが、、、^^;グラスワンダー恐るべし。
10数年前の武豊TVのゲストに横山典弘騎手が出演した時、スペシャルウィークとセイウンスカイの話題も出たのですが、
武さん「スペシャルの方がずっと強かったですよね」
ノリさん「うん」
みたいなやり取りが印象的でした。
セイウンスカイも素晴らしい馬でしたが、ライバルとして争った騎手からすると、スペシャルウィークの方が絶対に強いという認識なんだと。
反対にノリさんが、当時の世界レコードで菊花賞を逃げ切った時の話に触れて、
ノリ「正直に。ユタカ、ミス騎乗でしょこれ?」
武さん「はい。これは完全にミスです。」
ノリ「だから勝てせてもらった」
みたいなやり取りもまた。。。たまらんかったー
お互いに認め合った2人、先輩と後輩だからこそ、互いに本音をぶつけ合えるのだと。見ていて眉唾物でしたね。
ノリさんは、サクラローレルでナリタブライアンやマヤノトップガンを交わしさっての勝利(1996年)やイングランディーレでの大逃走劇(2004年)など、天皇賞春でど派手な勝ち方していますから、今年マテンロウノリで久々の天皇賞春制覇してくれたら嬉しいっす。勝てば、2015年のゴールドシップでの勝利以来ですね(^^)
…8年だと久々と言うのは変か😁