今年もあなたのそして私の夢が走ります一年の総決算有馬記念。私の夢は…決まっておりません!!
有馬記念…以前はその年度の最終日に施行される大一番でありましたが、ホープフルSがG1に昇格してからは、ホープフルの方が有馬記念の後に開催される年もあり、何か一年の締めくくりな気持ちではなくなってしまって…なんか違和感が。
・・・まあ、大井競馬場での東京大賞典が一年の締めくくりなんですけどね^^;
昨年の無敗の三冠馬コントレイル、今年海外で大活躍をしたラヴズオンリーユー、本当は私の本命だったウインマリリンやカレンブーケドールがいないのは、何とも寂しい限りですが、現役最強クラスのクロノジェネシスとエフフォーリア、今年の菊花賞馬タイトルホルダーなど、魅力的なメンバーが多数集ったと思います。
私の競馬の楽しみ方は、スポーツとして競馬を楽しむタイプの競馬ファンで、ドラマティックな結果やロマン溢れる展開、超大接戦を好むタイプ。ですから、女傑クロノジェネシスの有終の美を見たい一方、展開やら結果を色々と頭で想像してしまいます。
中央競馬一年の総決算なので、今年の有馬記念を好き勝手に書いてしまおうと。有力馬や注目している馬に焦点を当てて書いて行きます。
クロノジェネシス
10月の凱旋門賞帰国後、初レースにして、ラストランの女傑です。昨年の有馬記念の覇者であり、宝塚記念連覇や秋華賞制覇など、その能力は歴代牝馬の中でもトップクラス。
私としても、偉大な女傑がラストランを飾ってくれることを期待していますが、今年の凱旋門賞は相当ハードな馬場で行われました。凱旋門賞に出走した馬達の中には、次走でパフォーマンスを落とした馬が多数いたので、肉体の疲労が心配されます。
加えて、昨年の有馬記念を制しはしましたが、
「ん?距離はギリギリだったか?!」
という印象を私は受けました。
クロノジェネシスと言う馬は、重い馬場を苦にしない非常にパワフルな馬。そのパワーが急坂のある中山でも活きてると思うのですが、その中山への適性でなんとか2500mをこなせたのではないかと考えています。凱旋門賞帰りで状態はどうなのか?という疑問もあり、もしかしたらいつもの力強い伸び脚が鈍る…そんな心配があります。
冬毛が沢山生えた馬体の画像を見てしまい、やはり体調に不安を感じています。全体的なハリもやや欠けている印象。底力でどうにか戦って行けるかどうか…
エフフォーリア
今年の皐月賞・天皇賞秋を制覇した、3歳を代表する馬にして、もはや現役でも最強クラス。皐月賞の圧勝は彼の能力の高さは当然ですが、中山への高い適性の表れだと思います。
鞍上の横山武史騎手は今年大きな飛躍を果たした若手騎手にして、大舞台でも頼りになるトップジョッキーとなりました。馬・鞍上共にノリに乗ってるコンビなだけに大本命の1頭。
しかし、このエフフォーリアも中山適性で距離も克服するタイプなのでは?と私は考えています。この馬の祖父であるシンボリクリスエスも中山でのパフォーマンスは凄まじかった。ですから、エフも祖父と同じ様に能力と適性の高さで有馬記念をぶった切る可能性が高いとは思いますが、純粋なスタミナ面はクロノジェネシスと同じくそこまで高くはないのではないかと。ただ、馬の状態は凄そう!対有馬記念仕様というより、馬自体が完成の領域に達した感すらします。クリスエスといい、エフといい、馬体かっこ良すぎる!そして強い!
タイトルホルダー
長くしぶとく脚を使う、スタミナ豊富なタイプの馬。今年の菊花賞の勝ち方は、持ち味を遺憾無く発揮した見事な圧勝劇でありました。
馬のタイプとして、中山競馬場、中山2500m適性はとても高いと思いますが、差し脚はないタイプなので、セントライト記念の様に積極的なレースが出来ないとあっけなく敗れるタイプであると思います。
主戦である横山武史騎手ではなく、武史騎手の兄横山和生騎手に乗り替わりも、和生騎手には申し訳ありませんが、不安材料の1つでもあります。
逆の見方をすれば、和生騎手にとっては、初のG1制覇を狙えるビックチャンスが舞い込んだわけですし、積極的な競馬をしてこそのタイトルホルダーですから、とにかく積極果敢な競馬をしてくれることに期待。そうすればきっと良い結果も付いてくると思います。
パンサラッサが逃げると思われますから、番手、もしくは3,4番手に付け、早めに逃げ馬を捕まえに行き、内ラチ一杯粘り込みで勝負して欲しい!
⚠大外枠になってしまいました。これはマイナスだと思いますが、これで腹を括って、思い切りの良い騎乗をしてくれたら良いなと思います。
とりあえず、本命どころの感想で一旦終了。次回はダークホース的存在の馬や個人的に注目の馬、有馬記念の武豊騎手について、勝手に書きまくりたいと思います!