角田裕毅、一時はトップ10に迫るも15位フィニッシュ。「ペースもあったが、いい結果とはならなかった」|F1ハンガリーGP(motorsport.com 日本版)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
通算8勝のリカルドをチームメイトに迎え、角田にとっては今後のキャリアアップのためにも負けられない強敵を迎え打ちますが、ハンガリーgpでは予選・決勝共にリカルドの後塵を拝す形となりました。
しかし、レース内容としては、スタートで順位を大きくジャンプアップさせ、入賞券で十分に争える展開。早めにハードタイヤに交換した方が良さそうと見るやいなや、角田の前後を走っていたマシンと共にピットイン。
間近なライバル達が素早くタイヤを交換する中、角田はそのライバル達に5秒ほどのハンデを負うことに。左フロントがタイヤ交換に手間取ったのが大きかった。
アルファタウリチームは、今回のようなピット作業ミスが非常に多い。ライバルの動きに合わせてピット指示を出せるようにはなりましたが、肝心のピット作業で未だにミスが目立つ…これは見ていて良い気分はしないですね。
あの余分なロスがなければ、ストロールやアルボンやボッタス達と入賞をかけた戦いが出来たのではないだろうか。
そして、久々に実戦に復帰したリカルド!やはり実力は本物。特にミディアムタイヤに交換し、タイヤマネージメントをしつつ、良いペースで最後まで走り切るとは…あっぱれ!
元々、リカルドはタイヤマネージメントが上手いドライバーですが、乗って間もないマシンで速さも見せ、タイヤも上手く扱う…凄い!
正直、角田には超強力な相手だと思います。SNSを見ていると、マクラーレンで輝きを失ったリカルドなら倒せるみたいな見方をする方が少なくない印象でしたが、それは楽観的過ぎるのでは?と思ってました^^;
角田が乗り続けてきたマシンなわけですから、いきなり負けるのは印象的によろしくはないです。ですが、角田もスタートを決めて良い走りをしていたのも事実です。タイヤ交換でのロスが痛かった。
個人的には、角田にとって、非常に勉強にもなる猛者が現れたと思います。焦ることなく、吸収出来るものは吸収していって、凌駕して行って頂きたい。
そしてリカルド!チームやマシンにより慣れて、より彼の持ち味が出てくることを期待したい。
以前に書いた様に、個人的には2人が激しくやりあって、2人共、キャリアアップに繋がる展開を期待したい。
レッドブル陣営は、どうも角田を昇格させることに熱心ではない様な印象ですから、リカルドをボコボコにするくらいのインパクトがないと厳しい。是非それを狙って行ってもらいたいものですが、、、
個人的には、もっとしっかりと戦えるチームで、強力なドライバーと切磋琢磨出来る環境に角田を置いて頂きたい。特に今年前半戦の様に見る者を惹き付ける走りをしていたのは事実ですし、今のチームは何かと戦術やピット作業でのポカが多い。
もう少し走りに集中出来る環境で戦う角田が見たい。
そして、リカルドが再びレッドブルに乗ったら、最強の座に君臨するフェルスタッペン相手にどれだけやれるのか?これも見てみたいですね。
今回、ペレスは大殺界を抜け出した様ですが、それでもフェルスタッペンと比較すると見劣り具合は大きかった。彼の悪癖であるバトル中の相手に思いっきりマシンを寄せる悪い癖が出ていましたし、ペレスも焦っているか。
リカルドもペレスも角田も好意的に見ている自分としては、彼ら3人がこれからもF1で戦えることを、それもそれなりに良い環境で戦えることを期待することしか出来んです。