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— FIA (@fia) 2022年7月24日
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半地元GPであるルクレールが痛恨のクラッシュリタイア。本人のミスということで、十分に勝てる展開だっただけにノーポイントは大ダメージ。
反対にフェルスタッペンにとっては、再び大きく点差を広げることとなる勝利。
タイヤの持ち的にレッドブルが有利かなと思いきや、レッドブルの方が先にタレが来て、先にピットインするやや厳しい流れ。にも関わらず、ライバルの自滅する中、キッチリ安定した走りをしていたのは流石です。
予選で最速の存在であることは間違いないルクレールとフェラーリ。しかし、サンマリノ(エミリア・ロマーニャでした(笑)6位にはなりましたが)と今回と、ドライバーのミスでポイントを失うのは…チャンピオンを争う上で苦しい。
最後尾グリッドからスタートしたサインツは、華麗なオーバーテイクショーを披露。ルクレールの自己処理でセーフティーカーが導入される展開で、表彰台も見える位置まで上がって来ましたが…そのセーフティーカー中のピットインで、チームがアンセーフリリースをやらかしてしまい5秒のピットストップペナルティー。
うーん…フェラーリチームは、チャンピオン争いをするチームとして、もっと冷静かつどっしりと構えていて欲しいものですが…
マシントラブルや避けようのないもらい事故でのリタイア。これは仕方のない面もあると割り切る必要がありますが、ドライバーがミスをしてチームを苦しめる、あるいはチームがミスをしてドライバーを苦しめる、これは極力少なくしなければ。相手(レッドブル)にポイントでも精神的にも余裕を与えてしまいます。
予選で最速の座は揺るがないフェラーリであります。そのため、フェラーリとレッドブルという対決図式で今シーズンは進んでいる様に見えますが、決勝はレッドブルが強い。フェルスタッペンとペレスで12戦中8勝です。明らかにレッドブル勢有利の状況。
レッドブルはマシンにアップデート投入後、ペレスに勢いがありません。ペレスの発言通り、フェルスタッペン向きのマシンになったのだと考えられます。
にしても、バーチャルセーフティーカー終了でレース再開時にラッセルにぶち抜かれたペレスはいただけない。完全に油断して、気を抜いていました。
今回、そのペレスをメルセデスの二人が大いに苦しめていました。
まだまだ2強との差は小さくありませんが、マシン開発で酷いポーパシングも影を潜め、確実に戦闘力が上がってきています。2人のドライバーも文句のつけようがない、最強クラスの実力者。戦闘力が上がってきて、やる気も上がってきているはずです。
メルセデスの二人が、確実に上位でポイントを上乗せして行くと、実はフェラーリのコンストラクターズ2位が危うくなる予感がしています。現在、フェラーリ314点・メルセデス270点です(レッドブルは396点)。
レッドブルやメルセデスに比べて、フェラーリはレースマネージメントに難があります^^;加えて、ドライバーの一発スピン病やマシントラブルが、
「ええ??ここで??」
のタイミングでやって来たり…まあそこがフェラーリらしいと言えばフェラーリらしいのですが^^;
今回のGPでも、フェラーリは勝てる速さと展開を持っていました。それを次戦ハンガリーでも見せつけ、再びレッドブルとのポイント差を詰めて、サマーブレイクに入ってほしいものです。