RACE CLASSIFICATION (LAP 57/57)
— Formula 1 (@F1) 2023年3月5日
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バトル数はそんなに多くなかったですが、見応えあるバトルあり、奮闘しているドライバーが何人もいたりで、なかなか楽しめた決勝でした!
・ 王者の貫禄 レッドブル
予選・決勝共にワン・ツー。最高の形で新シーズンスタートになりました。
スタートでペレスはルクレールに抜かれましたが、ペレス自身の発進はそれ程悪くなく、ルクレールが抜群だったと思います。
スタートダッシュを決めたフェルスタッペンは、まさに悠々自適。後ろから攻め立てられることもなく、無駄も空きもない見事な落ち着きでした。
ソフトタイヤの持ちも抜群、ハードタイヤでも速い。完璧に強さを見せつけました。す、凄い。。。
・ 片翼をもがれた跳馬
厳しい開幕戦となりました。現状、レッドブルに真っ向勝負を仕掛けられる存在ではなく、争わないといけないライバルが多い。
そんな中でも、ルクレールは巧みにマシンを操り、タイヤマネージメントをきっちり実行し、表彰台圏内を走行したのは流石です。それだけにリタイアは痛恨の一撃。
レース前にパワーユニットのエナジーストア部の異常で、その部分を交換しております。この部分のトラブルでリタイアなのか現時点では定かではありませんが、年間2基までしか使用出来ないエレメントです。早くもグリッド降格ペナルティの危機が来てるとも言えます。
サインツは何とかハミルトンの追撃を抑え切ったことを良しとしたいですね。ルクレールに比べ、マシンに手を焼いている所が目立ちますが、アロンソやハミルトンとの争いでは集中力ある所を見せてくれました。
・ ゼロサイドポッドの限界 メルセデス
昨年、瞬く間に帝国崩壊を迎えたメルセデス。その主因であるゼロサイドポッドコンセプトを今年も継続しましたが、、、やはり厳しい様です。
昨年の前半戦より大分マシですが、未だにバウンシングが目につくマシンです。当代屈指の実力者二人を持ってしても、表彰台がやや遠い現実。
第一スティントで、ハミルトンの後方を走るラッセルのイラつきが気になりました。フラストレーションが溜まるのは理解出来ますが、ここは冷静に。
フェラーリの1台とやり合えるレベルではありますが、そこにアストンマーチンが完全に絡む構図になったと思われます。レッドブルを追う以前に、厳しい戦いが待ち構えます。
シーズン前の発言からも、メルセデスが今のコンセプトを捨てるのは間違いないと思いますから、プライドを捨て、レッドブル的なルックスで起死回生を図るしか、、、
・ 奮闘した元・現レッドブルファミリー
予選タイム抹消で最後尾スタートとなったガスリー、没落貴族のウイリアムズにポイントをもたらしたアルボン、苦戦必須と思われた中ポイントにあと一歩と迫った角田。皆、レッドブルファミリー。トロロッソ(アルファタウリ)で腕を磨いた面々ですね。
僚友サイコパスが散々なレースだったアルピーヌですが、速さ的には単独5番手かな?ガスリーが最後方からタイヤを上手く使いつつ、メリハリあるレース運びで見事入賞。予選ではオコンがまずまずの結果でしたから、それなりの戦闘力がありそうです。ガスリーは、特にアルボンの前に出てからの勢いが素晴らしかった。
2年くらい前までの惨状から比較すると、昨年今年と確実に上昇傾向のウイリアムズ。昨年からアルボンがエースとして奮闘しておりますが、今年も逞しいエースとして期待出来そうです。
一発の速さよりもレースに向いたマシンそうですし、単独走行で直線が速いという強みが明らかになりました。そのため、ガスリーや角田をかなり苦しめましたね。
後続との間合いを確かめつつ、タイヤマネージメントを上手くしていたアルボン。味なレース運びでした!お見事な入賞!
・ 惜しかった!角田
ポイントまだあと1秒足らずだったのは悔しい。しかし苦しい状況の中、良くぞ入賞争いをしたと思います。
嘆くべくは、やはりまだまだチーム自体に緊張感が欠ること。ただ、ピット指示に柔軟性は出てきたと思いました。アンダーカット狙いの1回目のピット指示やVS時のピット指示は良かった。
ただ、VS時のタイヤ交換で少しロスが生まれました。これが痛かった。これでガスリー、特にアルボン追撃にハンデを負ってしまった。
角田自身はラップも安定してましたし、ほぼ完璧なレース運びだったと思います。ただ、やはりスタートがまだまだ上手くない。少なくともポジションキープ以上のスタートを決めて頂きたい。
・ 最後に…
「ワースト開幕戦」
という称号をマクラーレンに授けましょう…予選こそノリスの腕でなんとか格好つけましたが(あれでも)、、、ピアストリ君、アルピーヌからデビューした方が良かったのでは?^^;
リスク覚悟のマシン造りでトラブル続きというより、シンプルにあまりポテンシャルに恵まれたマシンでもなく、中なり小なりなトラブルを多く抱え、尚且つチームの指示系統にも問題がありそう、、、
…や、ヤバいぞマクラーレン!
振り向けばボッタスになってきたラーメン屋。バトルは相変わらず優しい世界なのが、、、(苦笑)私は抵抗しないという強い意志をヒシヒシと感じました^^;
○ ボッタスのバトルを見たら、北の富士勝昭さんはこう言うでしょう。
「鮭じゃないんだから…」
ボッタス、もう少しライバルに抵抗しましょう。速さも実績も折り紙付き。ただバトルがあまりに淡白過ぎる…💧