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悲願成就。グレード・サインツGP!


2022年 F1イギリスGP 決勝:ドライバーコメント(1位~10位) 【 F1-Gate .com 】

 

まずはスタート直後にマシンが逆さまになり、客席前の防護フェンスに激突する大クラッシュに見舞われた周選手が無事で安心しました。

 

ドライバーの頭周りを覆おう「ハロ(halo)」が周選手の頭を守ることに繋がり、ハロの存在意義を痛感しました。

 

F2のレースでも、そのハロによって九死に一生を得た事故がありました。最悪の事態を避けられたことは幸運だと思うと同時に、ハロの存在価値を改めて感じました。大事にならなくて何よりです。

 

レースは、ついにサインツが初優勝を成し遂げました。これはデビュー151戦目の快挙。初優勝としてはかなり時間がかかった方になりましたが、初優勝まで時間がかかったドライバーは、かなり活躍したドライバーも多く、ジェンソン・バトンニコ・ロズベルグはチャンピオンになりました。

 

実力が認められているから、長期に渡ってF1で戦えるわけです。しかしその一方、僅かな弱みが所々で顔を見せ、それが勝利から見放される要因になったり…今回もサインツの優勝は厳しいかと思う展開からの初優勝。ついに殻を破ったか(^^)

 

サインツは、再スタート後にトップ走行中、コーナーリングをミス。フェルスタッペンにトップを譲り渡してしまいました。この瞬間、サインツの優勝はないなと思いましたが…

 

そのフェルスタッペンにまさかのマシントラブル。フロアにダメージを負い、全力走行出来ない状態に。サインツに流れが来たか!?と思いましたが、今度は後ろからチームメイトのルクレールに突かれ、抜かれることに。

 

おまけに今回はメルセデスのハミルトンが絶好調。フェラーリ勢の背後に忍び寄ってくる。母国GP優勝を狙える展開で集中力マシマシのハミルトンの速さ…素晴らしかった。流石の一言。

 

しかし、波乱のスタートで始まったイギリスGPはそう綺麗にフィナーレは迎えなかった。アルピーヌのオコンの車がトラブルでストップ。その処理のためにセーフティカー導入。

 

このセーフティカー導入が運命の分かれ目でしたね。トップのルクレールはなんとステイアウト!サインツはピットでソフトタイヤに交換。セーフティカー終了後、ラスト数周をソフトタイヤでアグレッシブに攻める作戦。これが当たりでした。

 

上位陣もハミルトンやスタート直後にマシンダメージを受けて後方から追い上げたペレス、アロンソやノリスもソフトタイヤに。ルクレールだけはハードタイヤのまま、最後まで走りきらなければならず…トップ快走から一点して防戦一方に。

 

特にルクとハミとペレスの2位争いは見応え満点!後で動画を貼り付けしますが、是非F1に興味がない方にも見ていただきたいドッグファイト

 

そして、ミック・シューマッハがついに初入賞。ラスト数周、手負いのフェルスタッペンと激しくやり合う、なんとも心臓に悪い光景が…(笑)何が何でも7位の守りきろうとするフェルスタッペンの壁は厚かったですが、見事な8位初入賞でした。

 

デビューイヤーの昨年から、とにかくミスが多かったミック。今年もマシンを派手にぶっ壊すクラッシュを幾度も演じてしまい、評価を下げ気味でした。今回は落ち着いたレースをしていましたし、フェルスタッペンを抜かんとする姿勢も良いと思います。今回の入賞を足ががりに、一回りも二回りも成長してほしいですね。

 

・今週の角田君

1回目のスタート後の混乱に巻き込まれ、フロントウイングに大ダメージを受けた角田選手。幸い、修復して再スタート。チームメイトのガスリーの直後、入賞圏まで順位を上げましたが…

 

上げましたが…チームメイトに抜きにかかって、2代ともスピンとは(汗)接触はしていなく、お互いに接触を避けようとして、仲良くダブル・トリプルアクセル(??)。遠隔おかまほりというか…(???)

 

角田選手の方がややペースが速かったとはいえ、若干慎重さに欠るアプローチだったと思います。チームやガスリーに謝罪をし、しこりは残っていないようですから、アルファタウリチームとしても、気持ちを切り替えて次は好成績を!

 

サインツが悲願の初優勝、ルクレールは悔しさは残りますが、フェルスタッペンの前でフィニッシュ。レッドブルの連勝を7で止めることになりました。ポイント差はまだまだ大きいですが、連勝を止め、ポイント差を詰めた事実が大きいです。

 

フェルスタッペンは何とかポイントを持ち帰り、被ダメージを最小限に食い留めました。トラブルさえなければ、勝ち負けを演じてたであろう力強い走りでした。

 

チャンピオン争いはまだまだこれからです。気温が灼熱は勘弁ですが、チャンピオン争いは灼熱の白熱になることに期待!