2014年 オークス(GⅠ) | ヌーヴォレコルト | JRA公式 - YouTube
「川田将雅は言いました。この馬のリズムで走るだけ、、、」
…そしたら2着でありました(汗)
桜花賞で怒涛の追込、極上の切れ味を見せたという点で、ハープスターとリバティアイランドは似ていますね!
記録した上がりだけを見てみると、ハープスターは新潟2歳Sで32.5という強烈な上がりで、後の皐月賞馬をぶった切っております。
リバティアイランドは、新馬戦で31.4というJRAのレコードタイ記録の上がりをマーク。
どちらも新潟競馬場外回りのマイル戦。速い上がりの出やすい新潟競馬場ですが、まあ2頭共にぶっ飛んだ脚を使っておる!2頭共にスローの上がり勝負ならば、史上屈指の存在なのではと思います。
ただ、そんな化け物でも負けることはあります。ハープスターは阪神ジュベナイルフィリーズで、レッドリヴェールにハナ差及ばず。しかしこの時の競馬瞬発力も凄かった。
リバティアイランドはデビュー2戦目のアルテミスSでまさかの2着。上がりも2番目でした。他馬に蓋をされ、進路取りに手間取ったのが痛かったですね。
この2頭の異なる点を上げるとすると、、、そりゃ血統も馬体も時代も違うのですが(笑)、ライバルの存在かなと思います。
ハープスターは、レッドリヴェールという2歳女王がいる状態で牝馬クラシックを迎えました。レッドリヴェールは桜花賞ではハープスターの2着。阪神ジュベナイルフィリーズの雪辱をハープスターが果たす形となったわけです。
そして、桜花賞の前哨戦のチューリップ賞で、オークスで大金星を上げることとなるヌーヴォレコルトと初対決。ヌーヴォはハープスターの2着でしたね。
チューリップ賞では、この2頭の力差は結構あるなと思いましたが、ヌーヴォにはマイルはやや忙しい印象でした。それでも桜花賞でも3着と気を吐いていましたね。
何を思ったのか、レッドリヴェールは日本ダービーに挑戦する非常に攻撃的なローテーションを選択(苦笑)。ハープスターとオークスでやるくらいなら…と思ったんでしょうね^^;
ヌーヴォレコルトにすると、血統的にもそれまでの競馬ぶりからしても距離延長は+だろうと見られていたと記憶していますが、まさに大正解でした。
レッドリヴェールとヌーヴォレコルトという、ハープスター抜きにしても、非常に優れた牝馬が同期にいたことを考えると、リバティアイランドはライバルがやや手薄に見えます。頑張っているライバル達には申し訳ない!
2014年時点でも、前が止まらない高速馬場は当たり前になっていました。2014オークスはそんな極端な馬場ではなかったと思いますが。
今年はどんな馬場になるかわかりませんが、高速馬場になることは間違いないでしょう。リバティの敵は、当然前に行く馬の中にいると思われます。
ただ、2014年の時より、これと言った馬が他にいない印象です。多少、前有利馬場くらいでは、リバティの有利は揺るがないかなと…
「川田将雅は言いました、、、」
という負けフラグが立ってしまった2014年オークス。川田騎手が油断騎乗したとは全く思いませんが、大胆でストレートな競馬過ぎたかなと(笑)
多分、川田騎手もあの時の教訓は生きているはずですから、あの時程、大胆な競馬はしないのではないかなと。
競馬自体はシンプルにしっかり脚をためて、外を回すで良いと思いますが、今までより気持ち早く動くだけで良いかなと(笑)
え?競馬はそんなに単純なものじゃないって?その通りです。
かつて、世紀末覇者テイエムオペラオーに外から被せて、進路を譲らないベテラン騎手がいたりしました。
…私の好きな騎手だった様な!?(笑)
そんな嫌がらせをする人は今回はいないと思いますが、競馬は何があるかわかりません!