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— FIA (@fia) 2022年6月12日
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アゼルバイジャンGPの感想なわけですが…(笑)
レッドブルのワンツーフィニッシュ。フェラーリはダブルリタイア。チャンピオンを争う2チームの明暗がくっきり分かれるレースとなりました。
これでレッドブルは破竹の5連勝。ドライバーズチャンピオンシップにおいても、レッドブルの二人が1位2位となりました。
フェラーリは、まずサインツにアクシデントが多いのが辛い。本人のミスも多いし、マシントラブルにも泣かされることが多い今シーズン。
無難に走り切れれば、4位以上は堅い、高い戦闘力のフェラーリです。モナコで示した様にきっちり戦え抜ければ、表彰台にもガンガン上がれる実力。初優勝も近い存在だと思いますが…初優勝初優勝と悠長に言っていられない現状です。
ルクレールは、今回優勝の可能性もあったと思いますし、トップ快走中に、フェラーリPUが派手にブローアップ。レッドブルにシーズンの流れが来ている中、ノーポイントは…痛い。
⚠ フェラーリPU勢、ハースのマグヌッセンとアルファロメオの周もエンジントラブルでリタイアと言われています。
予選一発の速さは、特にルクレールが際立っています。しかし、レースになると…赤い猛牛軍団が本領発揮。レッドブルもシーズン序盤はPUの信頼性に爆弾を抱えていましたが、問題部品を交換で信頼性アップ。
ドライバーズタイトル争いは、まだまだ悲観する差ではありません、しかし、コンストラクターズはかなり差が付いて来てしまいました。そして、点差以上に
「シーズンの流れ」
が完全にレッドブル方向に向かっているのが…厳しい〜!
反撃の糸口と言いましょうか、完全に相手側にふく心地よい追い風を一旦止めて、再びフェラーリ側に風向きを変えなくてはいけないと。
まずは反撃の1勝を。出来ればワンツー達成が欲しい。加えて、厳しい状況ではありますが、サインツもまず初優勝を出来限り早い段階に。そうしていかないと悪い流れを断ち切る事、相手の良い流れを断ち切ることは出来ないと思います。
角田選手は残念でした。6位走行中、リアウイングのトラブル(DRSと連動するトラップ部破損)。そのままの走行は危険と言うことで、オレンジ&ブラッグフラッグを振られ、修復のためにピットインを命じられることに。6位から13位に後退。
今回のアルファタウリが競争力が高く、ガスリー・角田共にナイスレースをしていただけに悔しいトラブルでした。
ガスリー選手の5位入賞は素晴らしかったですね。アルファタウリ、レッドブルファミリーの元から離れるという噂もあるガスリー選手。実力者だけにもっと強いマシンに乗っている姿を見てみたいですし、しかしアルファタウリより格上のチーム、絶対的に戦闘力が高いマシン(チーム)と考えると…実は意外と選択肢が少ない現状。当の本人が1番でしょうが、見ている側からしても非常に悩ましいですね。
最近、評価が急落してしまっているマクラーレンのリカルドが、今回は少し意地(?)を見せて、ノリスの1つ前のポジションで入賞。
…チーム側から、ポジションキープを指示され、それをドライバー達が素直に従った結果みたいなので、リカルドの調子が上向いたとは言い切れない。
何かと引退やチーム離脱の噂が流れることの多いベッテルも今回はミスも多かったですが、7位入賞。最近のベッテルは意地の速さと言うものを感じられるので、なぜ故、引退やらチーム離脱の話が出てくるのか。ファンではないけど、不可解で不快です。
アストンが切るべきは、ストロール。チームオーナーの息子だからと言って、いつまでもチャンスを与え続けるのは、私は疑問に思ってます。今GPでも、一本間違えたら大きな代償を払うことになるミスをしていました。
アストンが真剣にフロントランナーを目指すなら、ベッテルキープして、アロンソ・リカルド・ガスリーと引き抜き可能なビッグネームや実力者を引っ張ってくるべきですね!
次戦はカナダグランプリ。深夜帯のグランプリなので、残念ながら生観戦は厳しそうです。ブレーキに非常に厳しいサーキット。また雨が絡むことも多く、サバイバルゲームになる可能性があるグランプリです。
伝説のフェラーリドライバー、ジルビルヌーブの名前を冠したサーキットです。フェラーリ逆襲の狼煙を上げるには最適な舞台ではないでしょうか。フェラーリの奮起に期待ですね!