2023年のアルファタウリを引っ張るのはデ・フリース、とハッキネン…角田裕毅については言葉を濁す | Formula1-Data / F1情報・ニュース速報解説
私がセナとライコネンと並んで大好きなレーサー。1998年・1999年のF1チャンピオンです。ミハエル・シューマッハとの因縁混じりのライバル関係は、激しくもあり、ミハエルが珍しく(?)フェアでした(笑)
私がハッキネンを好きな理由の一つに、
「汚い走りをしない。舌戦をしない」
があります。つまりはフェアな所ですね。
多分なんですが、ミカが角田選手を評価していない訳じゃないと思います。
角田選手は、瞬間湯沸かし器タイプで、感情的な無線が色々と話題になっています。私は面白いと思う反面、もう少しクールさを保って欲しいなとは思います。しかし、角田も確実に精神面でも成長が感じられます。
ですが、ハッキネン的には、角田の精神面の未熟さが走りにも現れていて、そこを指摘しているのかなと。
角田は速いことは間違いないですが、スタートが下手であったり、予選一発の速さの割に、決勝ペースでややムラがある面があります。このネガティブな面は、経験を積むことや心構えで変えていくことが出来ると思います。ただ、、、
先天的なスピード面。これはなかなか劇的に向上させることが難しい。しかし、角田にはそれがあると思います。デフリース選手にも。
加えて、デ・フリースがシンプルに楽しみな人材であること大きいと思います。
今年が初のフル参戦ながら、年齢やレース経験は角田より上であり、王者メルセデスでマシン開発の経験もしっかり積めています。アルファタウリは、そのマシン開発能力面も期待していると聞きます。
今年のアルファタウリのマシン、AT04のドライバー評価が、違うスタンスなのも面白いです。
角田「改善点はあるけど、昨年型より進化が見られる」
デフリース「基本的に昨年型との差は感じない」
テスト最終日に角田によるドライブで、速さの片鱗を感じましたが、新車の走り出し時は不安を感じた方が多かったと思います。
角田向きのマシンに仕上がっているから、角田はポジティブなのか。デフリースが現実的な評価を下しているのか、、、答えは開幕戦でわかります。
そして、ハッキネンの現状の評価が、大きく変わる事を期待しています。デフリースは活躍間違いなしと思いますが、角田は負けないと思いますよ!