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最強の芦毛対芦毛、最後の戦い


オグリキャップ【有馬記念1988】 - YouTube

 

「うわ〜スーパー武さん危ない!ちょっとアグレッシブ過ぎ💦」

 

初めてこのレースを見た時の感想(苦笑)ちょっとどころではないか(汗)

 

オグリキャップ笠松から中央に移籍してきた年ですね。クラシック登録をしていなかっため、クラシックには出走出来ず。代わりにコンスタントに重賞に出走し、連勝街道を爆進。

 

一方のタマモクロスは、前年年末の鳴尾記念勝利の時期から急激に才能が開花し、1988年は一気に最強馬の座へ。

 

この2頭の初対決が秋の天皇賞。どちらかと言えば、末を活かす競馬をしていたタマモクロスが、オグリよりも前で競馬をする作戦に出て、オグリを完封。オグリは初G1勝利ならず。

 

2度目の対決はジャパンカップ。結果は2頭ともペイザバトラーに破れましたが、タマモクロスが日本馬最上位の2着。オグリはまたもタマモの後塵を拝す3着。

 

あくまでも私の印象としては、2戦ともにオグリの完敗だったと思います。タマモ凄し!

 

有馬記念がラストランのタマモクロス。何としても初G1勝利が欲しいオグリキャップ。タマモを負かしたいオグリ。両雄の3度目の対決…これが熱い!

 

オグリ陣営は万全を期すため、日本ナンバー1の実力者である岡部幸雄騎手に騎乗依頼。しかし、色々と黒い噂のあるオグリキャップの馬主(地方時代を含め)に、当初は岡部騎手は難色を示し、

有馬記念のみの騎乗であるならば騎乗する」

と言う条件で、オファーに快諾したと言われています。

 

 

 

頼もしき鞍上を迎え、いざG1へ!打倒タマモクロス!その結果は…動画をご覧ください(^^)

 

とりあえず、芦毛の化け物が、同時期に2頭いたことが羨ましい。当時私は3歳ですから当時の記憶なんてございません。

 

2頭の芦毛の怪物がぶつかり合った「熱」というもの、当時の空気感を生で感じてみたかった〜そして、やっぱり岡部さんは上手えなあ〜(結果言っちゃってるし)

 

個人的な評価というか、好みと言うべきか、オグリキャップタマモクロスも大好きだし、超強い馬だと思っておりますが、どちらが強いか決めろと言われたら…私はタマモクロスに一票です。

 

オグリは勝利数だけで計れない、とてつもないドラマ性を持った馬ですから、ドラマチックな馬生という点で、オグリに勝る馬っていないと思います。勿論、強さもピカ一。

 

ただ、あくまでも競走能力だけ見ると、本格化してからのタマモクロスは、脚質も距離適性も幅が広く、とにかく欠点らしい欠点が見当たらない、完成された強さだったと思います。

 

同じ芦毛だからじゃないですが、同じく完成されたビワハヤヒデもめちゃめちゃ強かった。ナリタブライアンの半兄ですね(顔がデカくても有名)。

 

タマモクロスビワハヤヒデ、決して過小評価されている訳ではありませんが、彼らの4歳時の強さには、もっとスポットライトが当たっても良いかなと思います。間違いなく史上最強レベルの走りしていたと私は思いますね。

 

ちなみに、仮に私が1988年に、馬券を買える年齢で存在していたら、、、サッカーボーイスーパークリーク馬連1点勝負してたと思います。河内さんと武さんの兄弟弟子コンビですね!

 

ただ悲しいかな…スーパークリーク武さんがメジロデュレンの走行を妨害し、その煽りをサッカーボーイ河内さんが受けるという…(^_^;)

 

武さんにはレッドカード(降着騎乗停止)が提示されましたとさ…メジロもサッカーもクリークも大惨事にならなくて良かった…

 

この年の菊花賞スーパークリークで勝利し、初のG1制覇となった武さんでありましたが、この年は有馬記念の件含め、3回も騎乗停止処分を受けるという…なかなかの暴れん坊ぶり…(汗)

 

スーパークリーク=直訳は大きな小川でありますが、武さんは激流川下り状態だった…???

 


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○ 向かって左がオグリ。右がタマモ。ウマ娘をやったことがない方からしたら、むむ?!と思うかもしれません(笑)

 

オグリキャップが悟空並に大食らい、タマモクロスは関西弁なのが面白いです(^^)