【角田選手決勝後インタビュー】
— Shiga Sports Japan (@shigasportsjp) 2023年5月1日
タフな1日でしたが、チーム特にメカニックの方々が昨日の出来事から車を直して素晴らしい仕事をしてくれました。
そしてエンジニアが強いセットアップを見つけてくれました。#f1jp #角田裕毅 pic.twitter.com/QxsTCVWa5n
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予選は8位でしたが、真後ろのメルセデスのラッセルやアストンのストロールを抑えきるのは難しいと思っていたので、10位入賞という結果は素直にベストパフォーマンスだったと思います。
今回、角田のチームメイトであるデ・フリースが悪い意味で目立つ週末でありました。正直な所、現時点では相当な期待外れという、厳しい評価をしなければならないかなと思います。
決勝レースでも、デフリースは壁にマシンをヒットさせてしまいリタイア。これが原因でセーフティーカー導入となり、フェルスタッペンがその煽りを多少受ける形となりました。
28歳の新人ではありますが、レースキャリアは豊富であり、F1の現場の空気をを良く知るドライバーですから、ここまでの不振は予想外であります。
精神的に追い詰められて、余裕がなくなるのは不味いと思いますから、まずはイージーミスを無くし、堅実にグランプリウィークを走り切って欲しい所です。
角田選手入賞の明暗を分けたのは、セーフティーカー後のリスタートで、マクラーレンのピアストリとのポジション争いにおいて、自身の12番手ポジションを死守したことが大きかったと思います。二人はリスタート後にかなり激しくやり合って、順位が行ったり来たりしておりました。
マクラーレンが復調傾向であり、ノリスが角田の1つ前の9位だった様に、ピアストリにも十分に入賞する速さはありました。
ピアストリは結果的に角田の後ろ11位だったわけですが、リスタート時にピアストリに前を行かれていたら、タイヤマネージメントに徹したとしても、抜けずにレースを終えていた可能性もあったと思います。
角田は今年、重要な局面で良く集中している印象。周りが良く見えていますし、落ち着いたレース運びが出来ている。これが素晴らしいですね!
元々、予選一発の速さには定評がありましたから、そこは変わらずに、課題であった精神的な落ち着きが身についてきたこと。これが苦しいと思われるアルファタウリの戦闘力でも、上手く戦えている理由なのではないかなと考えます。
あと、アルファタウリのアップデートも上手く行っているし、必死に頑張る技術者がいることも大きいですね。
現時点では、アルファタウリのマシンは最下位ではないのではと思います。アルファはアルファでもアルファロメオがぱっとしないですね^^;
マシン特性的に、バクーでは苦しむのでは?と思われていたアルファタウリでしたが、これまでのバクーとアルファタウリの相性、またはバクーと角田の相性は良いと言えますから、今回だけでアルファタウリの戦闘力に安心は出来ないかなと思いますが、特に角田が良い流れを掴んでいますから、この流れを大事にして頂きたい!