【マクラーレン】ノリスは不満から「壁を叩いていた」2023年型F1マシンMCL60は「設定した目標を達成できていない」と認める - TopNews
悲しくて悲しくて 涙も出ないほど悲しくて 窓のガラス 握り拳で割った 〜布袋寅泰さんのサレンダーより〜
ノリスの心境は、この歌詞とそう変わらないのでは^^;
いや〜ファンとしても参りました。マクラーレンの復活は何時ぞや^^;
サインツ・ノリスのコンビでシコシコと復活への足場を固めて、2021年には優勝経験豊富なリカルドがサインツの後釜として加入。そのリカルドがイタリアGPでチームに久々の優勝をもたらしました。。。が…!??
グランドエフェクトカー復活の昨年、一言で言えば、新規定に合わせたマシン造りに失敗。何とか入賞圏を争えるレベルには持っていけましたが、、、今年は去年より「多少良い」程度の出来か。
…その程度じゃあかんのです!かつての常勝軍団が、入賞で満足など許されん。いや、満足出来ないからこそのノリスの不満爆発でしょう。
マクラーレンのテクニカルディレクターはジェームス・キーさん。
フォースインディア・ザウバー・トロロッソ(現アルファタウリ)などの中堅クラスのチームで、その時代時代の流行を上手くデザインに取り入れ、どのチームも時に目に見張る速さを見せる事がありました。
マクラーレンは、かつて程の強さを発揮出来なくなって久しいですが、ファクトリーも従業員も巨大な組織です。
家族的な小規模チームで手腕を発揮していたキーさんが、ビッグチームでは果たしてどうか?という見方もされていましたが、、、去年今年を見てみると、、、その不安が的中している形かなと思います。
「流行のデザインを細かく分析し、自チームのマシンに上手く反映させる」
これもF1マシンをデザインする人に求められる立派な能力の一つです。その能力が備わった人だと思うのですが、、、
今年は、昨年のチャンピオンマシンであるレッドブルRB18を模範するチームが多い。これは当然の流れです。マクラーレンの新車もレッドブルからインスパイアされた面を感じますが、、、速さまでは無理だったかな(苦笑)
細身でまだまだ少年の様な風防のノリスでありますが、かなり気は強い面もありますし、なんてたってリカルドをボコボコにし、サインツと五角以上に渡り合った実力です。
そろそろもうワンステージ上のレベルでコンスタントに戦いたいでしょうし、それが出来るレベルのドライバー。即ち、早く優勝するべきドライバーです。
だからこそ、またスタートダッシュ失敗濃厚なマシン、いくつかの問題を抱えていて、先ずはその対処に追われそうな現状は…壁を殴りたくなるノリスの気持ちは理解出来ます。
マクラーレンとしては、ノリスは手放しちゃいけないドライバーです。まだまだ若いですから、伸び代もある。フェルスタッペン・ルクレール・ラッセルと真っ向勝負出来るポテンシャルがあると私は思います!