正に秋に咲く華。オークス2着の悔しさを晴らすと共に、3冠を阻止する素晴らしい力走でした。
まず、スターズオンアースは3冠なりませんでした。スタート出負けで後方から競馬。3角4角の手応えも良いようには見えませんでしたし、内に進路を取る姿を見て、かなり苦しいのか？と思いきや、そこから鋭く末脚を伸ばしての3着。やはり単なる強い馬というレベルではなさそうです。
3冠はなりませんでしたが、私は牡馬に混じっても互角以上にやれる器だと思います。今後は怪我なく、順調にレースを使っていけることを祈るばかりです。
勝ち馬スタニングローズ、坂井瑠星騎手が馬を信じて、しっかりと自分の競馬に徹したことが大きいと思います。
坂井瑠星騎手は、今年騎手デビュー7年目となる25歳。海外志向の強い栗東・矢作厩舎所属ということで、海外レースの経験値も高く、また自らオーストラリアに腕を磨きに行くなど、落ち着いた言動から受ける印象とは違い、チャレンジスピリットに溢れた、正に若武者と言って良い、実に頼もしい若手騎手だと思います。今回のG1勝利をきっかけに、さらなる高みを目指して欲しいと思います。おめでとうございます！
ローザネイから始まり、薔薇にちなんだ美しい馬名と優秀な競争能力が魅力の薔薇一族から、久々にG1馬（ローズキングダム以来？）が生まれたのも嬉しいですね。3冠を阻止したその力、今度は古馬牝馬や牡馬相手にもぶつけて欲しいと思います。
○ ある意味薔薇一族のローザエックス〜Ｘ
頼むから、アルバム出してくれ〜（ファンからの切実な願い）
恐らく、XJAPANの新アルバム発売、活動再開よりも日本馬による凱旋門賞制覇のほうが現実的だと感じる、一Ｘ＆競馬ファンのあたし。
