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高橋国光さん逝去。


【訃報】日本人初の世界GP優勝。二輪、四輪で活躍したレジェンドが亡くなる。高橋国光さん逝去 | MotoGP | autosport web

 

日本モータースポーツの伝説的人物。2輪から四輪で様々なレース(F1にもスポット参戦)に挑戦し、数々の勝利を収め、自らチームを率いて、監督としても大きな成功を収めた高橋国光さん。愛称国さんがお亡くなりになったと…大変残念。

 

私の様なまだまだ青いモータースポーツファンが、軽々しく国さんと呼ぶのは気が引けますが、普段は仏の様な佇まいながら、チーム監督として、チームを率いて戦っている時の眼差しは、正に勝負師の目とオーラ。無論、レーサーとして現役時代は言うに及ばず同じ印象。しかし、インタビューなどで口を開くと柔らかくて、誠実な語り口。そのギャップがかっこ良かった。

 

そして、レーサーとしての数々の伝説。

「世界で1番危険でイカれたレース マン島TTレース

で、1962年に生死をさまよう大事故。その事故後に四輪レースに転向。転向して間もなく、四輪でも日本を代表するレーサーになるのですから…根っからのレーサー、天職レーサーだったのでしょうね。

 

1987年からフジテレビでF1が全戦放送される様になり、初期はゲスト解説者として出演されている姿を拝見しましたが(年齢的にリアルタイムではないですが^_^)

 

印象的だったのは、1988年の開幕戦ブラジルだったかな??セナがエンストでピットからTカースタートを選択し、怒涛の追い上げ。結局、フォーメーションラップ後にTカー乗り換えはレギュレーション違反で、セナは失格になるわけですが、セナと同じブラジルの英雄である4位走行のネルソン・ピケを、バックストレートからサルコーナー進入でぶち抜いた時の国さんの

「スッゴイー!!」

という反応が、なんか可愛いし、実にストレートな感想で好きです(^^)

「シュゴイー!」

と言ってる様にも聞こえて、微笑ましい。

 

悪性リンパ腫と戦っていたそうで、82歳はまだ若い。誠に残念です。高橋国光さん、国さんのご冥福をお祈り申し上げると共に、これからも国さんの現役時代の走り、日本モータースポーツに多大な貢献をされた事に敬意を持ち続けたいと思います。ありがとうございました!