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温度差を感じた引退会見


引退会見、弟子を待たず去った師匠 逸ノ城、表情硬く…残った違和感 | 毎日新聞

 

素材としては超一級品だったと思いますが、精神面が力士としては穏やか過ぎるというか、優しい人だったのかなと感じていました。

 

私が相撲を見るようになったのは、とても些細なことでして、私の母が友人に誘われて相撲を国技館で初めて見ることになり、それが遠藤関がスピード出世をしていた時期。

 

瞬く間の出世で、大銀杏が結えないと報道されていましたよね(^^)それに遠藤関は端正な顔立ちで、肌もきれいな見栄えする力士。それをたまたま母に聞き、

「ちゃんと相撲を見てみよう」

と思ったのが、相撲を好きになった切っ掛け。多分、10年くらい前だったと。

 

そんな切っ掛けで見始めて、それと同じくらいか少し後に、遠藤関と同じくらい出世が早くて、大銀杏が云えない力士がいると話題になったのが、この逸ノ城関。

 

「で、デカい…ふてぶてしい面構えも良い!」

と言うのが第一印象(笑)

 

モンゴル出身力士は話が上手い方も多い中、口数少ない寡黙な人だなと思いましたが、ハニカミながら受け答えをする姿が可愛らしかったり、肉体面は本当に恵まれた方ですから、大成して欲しいなと見てきましたが、、、

 

体重が重くなりすぎて、敏捷性に欠けた時期があったり、取り組みが長くなると相撲が淡白になったりと、持久力面の課題が見えてヤキモキしましたね。

 

昨年は念願の幕ノ内最高優勝を経験し、年齢も三十路に乗ったかったということで、まだまだこれからの活躍も期待出来たと思いますから、引退の決断は早かったという印象もあります。

 

ただ、部屋の女将さんに泥酔状態で手を上げたのでは?という報道があったなど、何か内面に負の力が溜まっていたのかなと思ったり、親方の発言や表情からも、仕方なく引退を受け入れた感じもあり、相撲をやり切って、皆が納得した引退ではないのだろうと感じました。

 

角界には残らない様ですが、逸ノ城関の今後のご活躍を期待すると共に、やはり幕ノ内優勝を経験し、恵まれた身体の持ち主は訳ですから、それを上手く活かした活躍を期待したい。

 

私は悪しき慣例だと思っているのですが、力士はどこかしら体を痛めたまま、相撲道に邁進していると聞きます。それには経緯を表する一方、時に相撲人生や命に関わる怪我や病気に繋がることもあるのに、やれ稽古だ本場所だは。。。あまり関心しません。

 

「公傷制度」

の復活は考えて良いと思いますが、その制度を悪用した力士が数多くいたと言うことで… 

 

相撲協会、というか相撲の世界も自浄作用が完全に失われているのが(苦笑)過去の遺物にならない様にして欲しいですね。