ウィリアムズ、2026年F1エンジン切替を検討…ホンダとの提携の可能性は如何ほどか | Formula1-Data / F1情報・ニュース速報解説
経営陣が創業者一族のウィリアムズ家から離れた今のウィリアムズは、名前だけはウィリアムズの別チームとして見るべきなのかもしれませんが、やはりF1史に燦然とその名が輝く名門チーム。なんとかかつての強さを、最前線でその名が轟くウィリアムズを見たいです。
ホンダがマクラーレンと決別した2017年。2018年のパートナーとして、ウィリアムズの名が候補に挙がったことがありました。まだウィリアムズ家がオーナーの時ですね。
あの時期、ウィリアムズOBである1996年王者デイモン・ヒル氏は、古巣復活のためには、ホンダと手を組むべきと助言しておりましたが、、、ホンダは新しいパートナーとして、トロロッソ(現アルファタウリ)と契約。そこから後にレッドブルともコンビを組む事になりました。
あの時の噂話として、ウィリアムズとホンダが交渉したのは事実だが、ウィリアムズ側がいきなり金銭面の交渉から入り、すぐに交渉が破綻したなんて話も目にしました^^;
マクラーレンとの関係が終焉を迎えた訳ですが、あの頃はマクラーレンに金銭面でのサポートも行っていたとされるホンダ。
名門復活のため、より多くの資金が必要だったウィリアムズに取っては、パワーユニットなどの技術的コンビネーションより、お金が優先だったんでしょうね^^;
あれから何年かが過ぎ、今やホンダのパワーユニットはF1界随一の完成度まで進化しました。F1参戦・撤退を繰り返す主体性の無さには喝っ!ですが、ホンダとタッグを組む選択肢と言うのは、特に苦戦する『元名門』には願ったり叶ったりな選択肢でしょう。
レッドブルとの蜜月が長く続ければ、得られるものと言うのは計り知れません。ただその蜜月も2025年まで。
ホンダがもし本当に2026年から、本格的にF1復帰を目指すのであれば、
『打倒レッドブル・フォード』
が最大目標になる可能性が高い。
…これはかなりハードなミッションです。
それを目指し、F1に復帰するつもりならば、やはり出来る限り強力なチームとタッグを組みたい。
有力なのは、実際に既に交渉中と言われるマクラーレン。一度は袖を分かちましたが、古くからのF1好きには、やはりマクラーレン・ホンダの響きはたまりません。
ウィリアムズは新オーナーとなり、シコシコと設備改良やリクルート活動を続けた結果、少しづつ上昇傾向であることは間違いありません。『ウィリアムズ・ホンダ』も堪らない響きであります。
…ここは思い切って、
『ウィリアムズ・ホンダ』
2つの伝説的パッケージ復活で行きましょう!!(笑)
セナ・プロスト・マンセル・ピケ・ロズベルグパパ・ベルガーという、超強烈な面々のドライブで、F1シーンを席巻した2つのパッケージ。
荒ぶる赤牛と闇堕ち銀の帝国時代もちょっと見飽きて来ましたから、ここはブルース・マクラーレンとフランク・ウィリアムズの名を冠した名門同士のがっぷり四つを久々にみたいですね!
最後に上の2チームがチャンピオン争いをしたのが1991年か!!1992年はウィリアムズ・ルノーが爆速で、マクラーレン・ホンダはボコボコにされましたから、チャンピオン争いしたとは言い難い。
あれから30年と少し。かつての名門が、名門らしい姿を取り戻して欲しいと強く願ってしまいます。