角田裕毅、接触のダメージでリタイア「オコンへのペナルティは軽すぎる。8位の可能性もあったのに台無しに」/F1第12戦 | F1 | autosport web
今シーズン3回目の予選Q3進出、グリッドは8番手。アップデート効果を走りで証明した角田選手でしたが…決勝は残念無念でした。
見た通り、オコンが突っ込み過ぎていて、オコンが引く以外は接触するに決まってます。オコンもチームも母国GPであり、オープニングラップで少しでも前に出たい気持ちが悪い方向に出てしまいましたね。オコンに喝ッ!!
この接触で左サイドポッド及びフロアに大きな亀裂が入ってしまい、何とかレースは続けていましたが、ペース上がらず。無念のリタイアとなってしまいました。
予選16位からスタートのガスリーは、しぶとく我慢のレースを行い、入賞圏少し手前の12位フィニッシュ。予選でまさかの結果だっただけに、12位は本来喜べる順位ではありませんが、予選パフォーマンスと比べると決勝ペースは悪くなかったのではないでしょうか(若干楽観的見方か)。
アルファタウリが今回投入してきたアップデートを今回だけで判断するのは、難しいところもありますが、角田選手の予選パフォーマンスは良かったですし、決勝のガスリーはハードタイヤからミディアムタイヤに繋いでの1ストップ。途中、セーフティーカー及びバーチャルセーフティーカー導入のあったレースですから、タイヤを休ませられる時間があったわけですが、タイヤマネージメントがしやすいマシンになった…???
…ちょっと楽観的過ぎるか(笑)
とにかく、確かな戦闘力アップを感じられたと思います。それだけにオコンにレースを潰されたのは残念悔しい。ああ残念!!
しかし、怒りや憤りを引きずってはいけません。気持ちを切り替えて、次のハンガリーでまた良い走りをしましょう。
ハンガリーGPの舞台ハンガロリンクは、高ダウンフォース仕様のパッケージで戦うことになりますから、今年のアルファタウリが苦手とされてきたタイプのサーキットとなります。ハンガリーでもドライバーの感触良好で、予選で2台共に10番手前後に付けられたら…良いなと思います。
ガスリーもかなりフラストレーション溜まっているかと思いますが、昨年の様な勢いある走りをシーズン後半に沢山見せて欲しいと思います!頑張れ角田!頑張れガスリー!