【順位結果】2022年F1第11戦オーストリアGP予選 | F1 | autosport web
今GPは、今年2回目のスプリントレースが実施されます。そのため金曜日にノックアウト方式の予選が行われました。
上位3台の壮絶なタイム争いの結果、レッドブルのフェルスタッペン選手が今年3回目のポールポジションを獲得しました。
チームの地元であり、レッドブルの名前を冠したサーキットでフェルスタッペンが魅せてくれました。フェラーリに比べて劣勢と思われたセクター3で速さを見せつけ、僅差でフェラーリ勢を退ける結果となりました。
前回イギリスでは、フェラーリが久々の勝利。フェルスタッペンはマシンにダメージを負い、何とかポイントを獲得するというレースでした。フェラーリに少しシーズンの流れが向くかと期待しましたが…荒ぶる猛牛とそれを巧みに操る闘牛士マックスは恐るべき集中力と速さです。
チームメイトのペレスは、Q2でトラックリミット違反を犯していたということで、Q3まで進出し、4番グリッドを獲得しながらも、ペナルティで13番グリッドに。スチュワードはトラックリミット違反と判断するのが遅すぎる。ペレスには不運な面もありますが、気持ちを切り替えて、スプリントレースや決勝レースで暴れて欲しいですね。
前回、反撃の狼煙(?)を上げた紅い跳ね馬の2台は、0.1秒以内の僅差でフェルスタッペンの後ろに並びます。
スプリントレースでは、8位までポイントが付与されすから、2台でフェルスタッペンに襲いかかり、何とか2台ともフェルスタッペンの前でフィニッシュ・ポイント差を詰めてもらいたいですね。これから夏も深まっていきますが、チャンピオン争いも白熱していく展開に期待だぞ!
懸命なマシン開発・アップデートが、パフォーマンスに結びついてきてるメルセデス。イギリス同様、今回も速いところを見せていましたが、まさかの両ドライバーが単独クラッシュを喫しました。
激しいポーパシングに悩まされきた今年のメルセデス。そのポーパシング問題に解決の糸口が見えてきたかと思いましたが、やはり神経質で乗りにくい面を完全に解消させるのは難しそうです。その中で、2強との差を詰めてきてる所は…流石王者だと思います。
ハミルトンとラッセルという、文句のつけようがない最上級クラスの二人がクラッシュということで、それは二人が懸命に攻めた結果だと思います。スプリントレースでもガンガン攻めて行きましょう!
その他に気になった所は…
・ハース絶好調!前回初入賞で、ミックも一皮剥けたか?
・両アルファはいまいち。大クラッシュ後の周選手、まずは身体に大きな問題がなさそうで安心。
・ウイリアムズのアルボン好調!大幅変化のサイドポッド正解か!?
あとは…
・リカルドのF1ジャーニーも終わり近しか…(涙)
リカルドのパフォーマンスが酷い。インタビュー時の表情も本来の底抜けに明るい彼とは違い、無理して愛想よくしてる様に見えますし、笑顔が減った印象。
身体的な衰えなのか。個人的には、気持ちの問題だと思っているのですが、やる気や自分に対する自信がグラグラグラグラ状態だと…復活への道は非常に険しいか。競馬のエフフォーリアもですが…
上位陣、角田選手の活躍を期待しつつ、何とか…何とかリカルド復活を…一筋の光明が差し込んで欲しいというか…光明を自らで放て!!