【Formula1-Data】 謎めく決定の背景に何が?不調真っ只中のペレスとレッドブルとのF1契約延長を巡る考察: 史上稀に見る早期活性のF1ドライバーズ・マーケットにおいて、フェラーリに続いて憶測に終止符を打ったのはレッドブル・レーシングだった。… https://t.co/rbRV1BLPaJ | #F1JP #Formula1Data
— レッドブル・ホンダ NEWS (@F1JP_News) 2024年6月5日
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これで角田のレッドブル昇格やサインツ加入が無くなりました。残念であります。
決まってしまったことですが、1つ2つ文句も言いたくなります。昨年からのチェコ(ペレスの愛称)の走りが、レッドブルに相応しいのかどうか。
同時にレッドブル首脳、特にクリスチャン・ホーナーが全く角田を評価していないこと!これは以前から噂されておりましたが、事実なんだと言うのは寂しいですね。
金の切れ目が縁の切れ目ではないですが、ホンダの21年撤退からの26年復帰の件に、ホーナーが納得していないとか。
確かにホンダのF1参戦の歴史は長いですが、それは途切れ途切れの歴史。その中には世界的不況の影響もありましたから、F1撤退の決断を必ずしも批判的な目で見てはいけないですが、勿体ない撤退も何度かありました。
21年のホンダ撤退により、レッドブルは自前のPU製造会社を立ち上げることになりました。これにはホンダも技術支援や人材支援を行ってきました。
ホンダが26年からF1に復帰するにあたり、レッドブルとも交渉はした様ですが、レッドブルも自社PU会社を立ち上げた手前、ホンダには技術支援でサポートとして欲しかった様で、ホンダはアストンマーティンと組んでF1復帰することになりました。
レッドブルとホンダは、若手育成の面でも提携していて、その中から角田裕毅や岩佐歩夢という期待の日本人が出てきました。
角田は言うに及ばずですが、岩佐もF1に乗っておかしくないレベルです。その様な若手の未来に暗い影を落とさぬ様なホンダのF1活動を期待したい。
ホンダの撤回からの復帰経緯を考えたら、レッドブルが不信感を抱くのは理解出来ますが、それによって角田が正当に評価されていないのは釈然としません。
そして、レッドブル内部のゴタゴタは、ホンダや角田は関係ない。
ペレスが2年契約と言うのは、ペレスの個人スポンサーが強いということもあると思います。
ニューウェイが抜け、ホンダとも2025年までのお付き合い。これ以上チーム内に大きな変化を起こさないためのレッドブルの選択なのでは。
話は冒頭に戻りますが、今期絶好調な2人であり、ペレスより若く、尚且つレッドブル育成出身2人のドライバーが、レッドブルの候補ではなかったことが寂しいですね。
サインツはメルセデスとの交渉が不発に終わったとかで、アウディに長期契約で入るか、1年契約でウィリアムズに加入し、2026年にトップチーム移籍を狙うと言われています。
サインツの決断により、角田を含めた他のドライバーの去就が決まるであろうと見られています。角田にもアウディ移籍の話やアルピーヌやハースなんて話もあります。
個人的には、RB残留よりも厳しい挑戦を角田には期待したいです。何ならアストンマーティンにリザーブとして加入して、ストロールにプレッシャーをかけるなんて選択肢もありだと個人的には思います。