'Deal between Porsche and Williams almost complete: 'Will become 50 per cent owner'' - GPblog
レッドブル乗っ取り失敗、マクラーレンと交渉している話もありましたが、マクラーレンも乗っ取りは難しいということで、ポルシェのF1復帰は一体どんな形になるかと思いましたが、かつての名門とのジョイントになりそうです。
…これは面白いぞ!
2010年代、あるいは2000年代後半辺りからF1を見るようになった方には信じられない話かもしれませんが、今のレッドブル並みに、正に最強チームとして君臨した時代が、ウィリアムズにもありました。1980年代と90年代に
…私もあの強さは幻だったのかも?と思ってたり(笑)
かつてのウィリアムズは、亡くなったフランク・ウイリアムズさんやフランクさんと二人三脚でチームを発展させたパトリック・ヘッドさんが、義理人情に欠る面があり、優秀なドライバーや技術者、あるいはスポンサーに対して、時に少々(少々?)ドライ過ぎる対応に繋がり、不穏な空気を残して別々の道を歩む結果になることが多かった。
そのしわ寄せが、1997年にダブルタイトル獲得を最後に、本当の意味でのフロントランナーに返り咲けなかった要因かなと思っています。
2000年からBMWと組んだ時、特に2001年から2003年は再び勝てるチームとなりましたが、王座奪還には一歩及ばず。05年一杯でBMWとは契約終了。その後は…
復活の予兆は何度かありました。2012年スペインgpでマルドナード選手が勝利した時は驚きでした。
ターボエンジンに変更となった2014年からの数年間は、メルセデスパワーユニットの圧倒的アドバンテージを活かし、3番手位置まで戻ってきました。特に高速サーキットで速く、ボッタスが将来有望な新人として、光り輝いていましたね。
創業家のウィリアムズの手を離れてから、着実ながらも確実に上昇しているウィリアムズチームです。栄光期を多少なりともこの目で見てきた者としては、まだまだこんなもんじゃなかっただろうと…叱咤激励を飛ばしたくなります。
ポルシェとのジョイントが、どのような化学変化となって、ウィリアムズに作用するか…これは楽しみですね。
1991年、ポルシェはV12エンジンを引っ下げ、1987年以来のF1復帰を果たしましたが、、、v6エンジンを2つ繋ぎ合わせただけという、恐ろしく重く・非力で・信頼性のないエンジンで、F1界に笑撃を与えました(衝撃ですね)。
レッドブルやマクラーレンといった、施設や人材も恵まれた有力チームを支配下に置ければ、そりゃ早い時期に、素晴らしい結果を残せる可能性も高くはなります。
ただ、どちらも独自のアイデンティティーを持っているチーム。ポルシェの都合通りには行くはずもありません。
名門復活。これは簡単なことでありません。マンパワーでゴリ押し出来れば簡単ですが、研究開発と技術は積み重ねが大切。かつてのウィリアムズはそこが非常に優れたチームでありました。
ウィリアムズという名と、ポルシェという名、どちらもモータースポーツ、大きく見れば自動車界に燦然と輝く超ビッグネーム同士です。そのビッグネーム同士のジョイント。オラ、ワクワクすっぞ!
○ ポルシェといえば、ベタですが、グループCを、耐久レースカーの代表と言っても差し支えない956が大好き。ロスマンズカラーかっちょええ〜😍
○ ウィリアムズ最後のチャンピオンマシン、1997年のfw19。こちらもロスマンズカラーに彩られたカッコいいマシン。
ロスマンズも復活しねえかな〜タバコ広告だから絶対無理なのはわかってますが(^_^;)