ヤス・マリーナ・サーキットでも、メルセデスベンツ+ハミルトンに分がある(特に一発の速さ)かと思いましたが、フェルスタッペンとレッドブルがやってくれました!圧巻というか、チャンピオン獲得への意地と執念を見せつけてくれました。まさかポールポジションとは。
予選Q2において、ミディアムタイヤでアタック後にフラットスポットを作ってしまい、Q2をソフトタイヤで通過することになった時点で、流れも運も完全に潰えたかと思いましたが、Q3でメルセデス勢が思ったより速く無かったのが想定外でした。
明日の決勝、フェルスタッペンはまず絶対にスタートミスは許されません。恐らく、ソフト→ハードタイヤと繋いでいく1ストップでしょうから、とにかくハミルトン以下を一周コンマ何秒づつでも良いから突き放して行かなければいけない。セーフティーカーが入る展開もありえますが、とにかく速さで押していくしかない。相手は7回ワールドチャンピオン、ちょっとのことで焦る様な玉じゃありません。速さで少しでもプレッシャーを与えていきたい。
しかし、Q3のメルセデスのパフォーマンスが不可解です。それでも2番手に来るハミルトンは流石ですが、ボッタスは6位。順位もそうですが、タイム差が気になります。ペレスはフェルスタッペンのサポートに回れる3番手獲得かと思いきや、ノリスが素晴らしいアタックを決めてペレスは4番手。フェルスタッペンのタイトル獲得のためには、ペレスが後ろからハミルトンにアタックし続けるくらいのアシストが欲しい。レッドブル勢がソフトタイヤスタートということで、メルセデス勢はあまり無理をしなかったのでしょうか!?
とにかく、F1史上2例目の同点で迎えたチャンピオン決定戦にして今年の最終戦。イギリス・イタリア・サウジアラビアの様な接触はもういらないです!両雄、死力を尽くし、その先にある結果を素直に受け入れ、称え合う決勝レースとなることを強く願います。頑張れ!マックスとルイス!メルセデスとレッドブル!