BUCK-TICK櫻井敦司さん死去
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) 2023年10月24日
脳幹出血のため 57歳
コンサート中に救急搬送https://t.co/mZNKX9idyB
19日の神奈川・KT Zepp Yokohamaコンサート中に体調不良により救急搬送され、同日午後11時9分に亡くなった。後日、ファンのために故人を偲ぶ場を設けるという。#櫻井敦司 #あっちゃん #BUCKTICK pic.twitter.com/TteZP5s4OV
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直接的なファンというわけではないが、幼少期から悪の華とJUST ONE MORE KISSが好きで、カラオケで唄うこともある。スマホにはそれ以外にも曲が入っているし、ライブ映像も楽しむこともあるので、、、信じられない。大変ショックである。
BUCK-TICKとXが、所謂ビジュアル系バンドの元祖と言われるが、BUCK-TICKは群馬県出身。群馬と言えばBOOWYを生み出した土地であるが、ドラムのヤガミさん以外は氷室京介さんと同じ高校出身であり、氷室京介さんや高橋まことさんが目にかけていたバンドということで、初期はBOOWYの流れを汲むビートロックを基本としたバンドという印象です。
しかし、デビューから成功するまでが早く、段々と自分達のやりたい音楽を表現する様になってからがこのBUCK-TICKというバンドの魅力が爆発したというか。
ロックを事細かくジャンル分けするのはとても大変なことですが、一言で言えばゴシックロックに該当するバンドかと思いますが、とてもダークネスであり、刹那や殺伐という言葉がぴったりな黒い世界観。これがとても独特であり、ミステリアスでいてセクシーであり、非常にカッコいいバンドだと思う。
BUCK-TICKの楽曲の多くは櫻井さんが歌詞を担当していたそうだが、櫻井さんの歌詞はセンチメンタルな己の感情や心情を哲学的な感性で表現されていて…それも魅力的に感じていた。
そして、まるで彫刻のような綺麗な顔。鋭い眼差し。シャイそうな笑顔。本当に絵になるカッコいいボーカリストだなと同性ながら、少々羨ましくもあった。
数々のバンドが不仲から活動停止や解散、修復不可なくらいの遺恨を残している人も少なくないかな、同じ群馬で同時期に育ち、活動し、デビュー後も今日まで同じメンバーで精力的に活動を続けてきたこと、これにも尊敬の念を抱く。
「継続は力なり」
という言葉をひしひしと感じさせてくれるバンドであり、挑戦的で野心的な音楽作りの姿勢、まだまだこれからも見たかった。聴きたかった。
57歳は若い。若すぎる。櫻井さんのご冥福をお祈り申し上げたい。これからもBUCK-TICKの音楽を楽しませてもらいます。