テイク・イット・イージー♫

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湧き上がる鬼メンタル

まず、モドリッチ選手が北斗の拳のトキにしか見えなくなっていることをここに強く強く書き記したい!そしてモドリッチの様な男が真のメンタリストである(???)

 


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○ モドリッチのプレイは、北斗有情拳。痛みを与えずに相手を敗北に導く…???

 


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○ トキリッチ…???

 

自分と同い年とは思えない、何処か達観した様な佇まい。何か使命を背負ってサッカーをしている様な空気感。

 

…自分だって歳を重ねて、少しは立派になったと思いますが、モドリッチと比べたら…😏比較すると悲しいだけだから、彼は彼!あたしはあたし(悲しくなってきた)

 

それもそのはず、少年期はまだクロアチア国内では内戦が続いており、その環境下でサッカーの練習していたと言われるモドリッチ選手。練習中に緊急避難を指示される様な環境だったそうで、すぐ近くで爆発が起きたこともあるそうで…

 

そんな中でも、貪欲にサッカーを続けた男ですから、少々の事では動じない精神力もサッカーと同時に鍛えていたんでしょう。凄いとしか言えない。尊敬してます。

 

試合は、ブラジルも持ち味を存分に発揮していたと思います。ボールポゼッションはほぼ互角でしたが、ブラジルの素早く、鮮やかな攻撃で敵陣深くまで攻め込んで行きましたが、クロアチアの守備の集中力、とりわけキーパーのリバコビッチ選手のポジショニングが素晴らしかった。冷静に状況を確認出来てるこそのナイスポジショニングだったんでしょう(^^)

 

しかし、そんな立派なクロアチア守備陣をこじ開ける形で先制点を奪ったブラジル。得点したネイマール選手の動き、まるで野生の獣の様なスピード感。完全に相手を崩し切ったわけではなかったのに…ここ1番での勝負強さ、あの一瞬に賭けた意地とプライドが凄かった。

 

延長戦までもつれてからのブラジルの鮮やかな先制点。流れはブラジルに向いたかと思いましたが、延長戦後半にクロアチアがさらなる底力を発揮するとは…驚き以外何物でもありません。

 

延長戦後半、ブラジルの選手もかなり疲労が見られました。それはクロアチアの選手も同じ。しかし、クロアチアの方は負けたくないという気持ちが、疲労を上回っていました。

「精神が肉体を凌駕する」

ってやつですね。

 

ドイツのゲルマン魂が見られることがめっきり減ってきましたが、クロアチアは前回大会もですが、とにかくその精神力に脱帽します。

 

それは冒頭のモドリッチ選手の話に戻るのですが、クロアチアという国の成り立ちであったり、クロアチア国内が安定して、平和と言える状況になるまで、数多くの悲しみや苦しみを乗り越えて来たわけですから、モドリッチ選手だけでなく、他の選手や監督やコーチやスタッフもそれらを乗り越えて、今があるのだと思うし、精神力の強さ、ここ1番での落着き、気持ちの切り替え、、、挙げたらきりがないですが、チームとして、非常にタフですね。この精神性、大いに見習いたい。

 

大会前から、ブラジルが頭一つ抜けて強いと思っていました。今もその気持ちは変わりません。特に攻撃力、攻撃の鮮やかさはやはり1番だと思います。でも、それだけでは勝てないんだと。改めて勉強になりました。

 

相手もまた、ブラジルとは全く違う魅力、強みを持った強い集団であり、今回は相手の長所が、ブラジルのそれを上回った。これだから真剣勝負は最後までわからなくて面白いですね。