自らの意思で汚れた者の手を握りたくなかったんでしょう。誰かに言われたのではなく、自らの意思でそうしたのでしたら、何ら悔いる必要もない。
握手をした選手もそれは通常の礼を尽くしただけですから。これも正しい。だって、広陵の中の誰が加害者なんかは普通に生活していたら、わからないはずです。
広岡氏の意見は、実に御都合主義(ハラスメントをする側)であり、まさに上辺だけのスポーツマンシップを語る綺麗事である。
ただ、私なんかは私刑は断固反対であり、その流れに乗るつもりは更々ないが、内容が内容だけに、いわば揉み消そうとした愚かな連中には、怒りを感じずにはいられない。
広岡氏は昔から何かと他者に厳しい事を発言する人物の様であるが、威勢が良い割に自身の行動が伴っていないこともしばしばあった様である。調べればわかります。
スポーツマンシップ以前に、人間としての正しき生き方があるはずです。責任の取り方、謝罪の仕方…
そして、本当に野球が好きならば、野球を汚すこと、共に野球で汗を流す仲間まで白い目で見れるような愚かな行いはしないはずです。
連帯責任論は私は嫌いですが、時にそれを求める声が大きくなる事象が、これまで様々な分野で起きてきました。
「〇〇が薬物使用者なら、他の人ももしかして…」
「若者が酒盛りして喫煙!?もしかして皆で宴会やってたんでは?」
と言う見方をして、そうに違いないと決めつけて動く人間が世の中には一定数います。悲しいですが。
そういうのが、所謂誹謗中傷やあることないことを拡散し、誤った情報を拡散しても謝らないと言う。これがSNSというか、ネットの問題の1つだと思いますが、今回の件は、厳正にきっちり対処していたら、こんな大事にはならなかったはずです。
バンドやグループ内に薬物使用者がいたら、音楽活動停止を余儀なくされたケースもあるし、高校野球なら、喫煙や飲酒で対外試合禁止処分もあったのでは?
何故、今回の一件は内密に処理しようとしたのか、全く理解出来ない。
そして、93歳にもなって、何が正しく、何が間違っているのかを考えない頭の人がいるということも。
まず、甲子園に始まる前にしっかりとした対応がなされ、世に公表されていたらこんな事にはならなかったのだ。
野球部や学校側、高野連は事の重大性を認識していたはず。だから、加害者側を守る方向に走った。それが明るみになり、世間の厳しい目に曝された。それだけである。