2025年のF1グリッドにいる20人のドライバーのうち8人、つまり全体の40%がかつてレッドブル・ジュニア
— efmania (@efmania) 2024年12月22日
・マックス・フェルスタッペン
・カルロス・サインツ
・ピエール・ガスリー
・アレックス・アルボン
・角田裕毅
・リアム・ローソン
・ジャック・ドゥーハン
・アイザック・ハジャー… pic.twitter.com/LFF4bFH8ry
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無論、素晴らしい。見事な育成例の数々ですが、ジュニアチーム(トロロッソ・アルファタウリ・レーシングブルズ)からレッドブルに昇格して、レッドブルで大成功した例って…
ベッテルとリカルドとフェルスタッペンだけか。
優秀なドライバーを数多く手掛けたそのサポート力は素晴らしいし、上記3人レベルは早々現れる様なレベルのドライバーではないですが、レッドブルチームで活躍し続けるドライバーと考えるとあまり多くない印象。
例えば、クビアトは1回駄目出しされて、レッドブルグループから追放される様な形でしたが、その後任者だったハートレーが、F1適性が高くなく、他にF1に乗せる若手がいないから、クビアトに頭を下げて、クビアトがアルファタウリをドライブすることになったことがありました。
ガスリーはアルファタウリで実力を発揮し、2019年にリカルドの後任として、レッドブル入り。あの頃のガスリーは、自信満々でちょっと勝ち気な所もあったと言いますが、開幕前のテストでクラッシュ。これが開発に遅れを呼び、ガスリー本人もチームからお灸を据えられ萎縮。
マシンもガスリーのスタイルとは大分違った乗り難しいマシンでありましたが、開幕前テストのクラッシュから歯車が乱れ、2019年シーズンは苦戦の連続。
シーズンが進んで、少しリズムを掴んできたかと思いましたが、、、結局は並に乗れず。レッドブルから放出か?!と思いましたが、能力は評価されており、アルファタウリに降格、要は出戻りで再修行の道へ。
しかし、降格からの巻き返しが素晴らしかった!レッドブルではなく、アルファタウリでF1初優勝を達成すると言う!
そのガスリーの代わりにレッドブルに昇格したのがアルボン。アルファタウリでクビアトとコンビを組む形でF1デビューをして、クビアトに近いパフォーマンスを披露。それが評価されてのガスリーの後任。2019年途中から2020年のお話。
が、やはりまだまだF1経験も浅く、乗り難しいレッドブルのマシンに苦戦。ガスリーと同じ、時間が経つにつれてパフォーマンスは上向いていましたが、フェルスタッペンとの差は大きく、ここでレッドブルが下した決断が、、、
外様から優秀なドライバーを引っ張り、フェルスタッペンのチームメイトに据える
それがセルジオ・ペレスだったわけです。
ペレスは素晴らしい選択でしたが、ガスリーの再昇格の話が、、、あまり大きくならなかったのは、当時不可思議でした。
アルファタウリで再び腕を磨き、精神面でも成長が見られたガスリーを、レッドブルは評価しなかったと言われていた記憶があります。
昨年半ば辺りから、ペレスを今後も長く残留させるのではなく、違うドライバーを起用したほうがいいのでは?と言う話が出てきた時、えらく色々なドライバーの名前が取り沙汰されました。
2023年にウィリアムズで気を吐きまくっていたアルボンは、その時は名前が挙がっていたと思いますが、ガスリーは挙がらなかった。
どうもレッドブルの中には、好き嫌いがはっきりしていて、嫌ったら評価を見直さない何とも器が小さい人がいるみたいですね。
器の小さい人に限って、パワハラやらモラハラやったりする気もしますが、、、まあ、気のせいだ。
精神面が未熟であるならば、それを教育・改善させるのも育成能力。成長を温かく見守り、評価を改めるのも育成する側に求められる能力かなと。
日本人をベンチマークにして、やれ元育成のベテランだ!外様の実力者だ!ウチの一押し若手だ!やってるようじゃ、若手育成が上手く行くはずもないですね。
そして、それらをすべて退けた日本人。誇って良し!