アウディ、ザウバーとのタッグを正式発表! 2026年から”戦略的パートナー”に
きっと相性ぴったり合うでぃ〜
噂通り、アウディがザウバーの株式を購入し、アウディ・ザウバーとして、2026年からF1に挑戦することになりました。アルファロメオ・ザウバーとしてのF1参戦は来年をもって終了し、24年・25年の2年間に関しては、ザウバーとして、引き続きフェラーリパワーユニットを使用しての参戦となります。
アウディもポルシェもフォルクスワーゲングループの一員。両メーカー共、モータースポーツで様々な輝かしい戦績と功績を残すメーカーであります。ポルシェはTAGエレクトロニクスと共同開発したポルシェターボエンジンをマクラーレンに支給し、1984・85・86年とタイトルを獲得しました。
アウディが初のF1参戦!
…そうとも言い切れず、前身のアウトウニオン時代に、戦前(1930年代)のグランプリシーンで活躍していた歴史があります。
その時代にマシンを設計したのが、ポルシェ創設者フェルディナント・ポルシェ氏。ポルシェ氏はフォルクスワーゲン・ビートルを設計したことでも有名。ドイツが誇る自動車メーカー達ですから、大昔から何らかの関係性があって、今に至っているのが大変興味深いですね。
ですから、フォルクスワーゲン(アウディ)は全くF1に馴染みがないメーカーというわけでなく、1950年にF1世界選手権として整備されたグランプリに、遂に本格挑戦と言った印象。F1にアウディが帰って来る!みたいな見方をしても良いのかなと(^^)
ザウバーは1993年からF1参戦。グループcでメルセデスベンツのワークスチームとしてその名前を世界に轟かせ、メルセデスベンツのF1復帰時はザウバー・メルセデスとして参戦。ただ、この関係はあっという間に終焉を迎え、その後は、、、
・フォードワークスチーム(1995年1996年)
マクラーレンとの関係が終わったホンダと組む話もあったりと、よくよく考えると、大自動車メーカーとタッグを組む・または買収されてきた歴史。凄いど派手なタッグ遍歴です。
2001年、ザウバーで衝撃のF1デビューを飾ったキミライコネン。そのライコネンをマクラーレンが引き抜き、その時に発生した違約金を元に建設した風洞施設が、未だに世界屈指の規模と設備ということで…
…一体、違約金幾らだったのか知りたい!(笑)
堅実運営・手堅いマシン作り・万年中堅とも言われたザウバーも来年でF1参戦満30周年。今ではF1でお馴染みのチームの1つになりました。
…1999年に高木虎之介選手がザウバーに移籍出来ていたら〜(悔む)
継続は力なりです。この30年で撤退と参戦を繰り返す日本のあるメーカーもいますし(汗)ザウバー単独としては、2001年のコンストラクターズ4位が最高かな?BMWザウバーは、フェラーリ・マクラーレンの2強に食らいつく3番手として 面白い存在でありました。
ザウバーが長い参戦で培ってきたノウハウと優れた風洞施設+アウディの資金力や技術力が上手く融合出来れば、タッグ初年度から大活躍も可能ではないかと思います。
荒ぶる赤牛ホンダ、俺たちの赤い跳ね馬、銀色の大帝国…倒さなければならない敵は大変強力です。フランスの青桃軍団もいますよ〜
ウィリアムズポルシェ、アウディザウバー、長期に渡ってF1に参戦して欲しいですね。結果が出ないから、すぐに撤退だけはご勘弁を!