素晴らしい勝ち馬を見れて喜びと非常に残念な日本馬の結果に落胆する気持ちと…冷静になったら書きたいなと思います。
↓ 追記
馬場が重い以上、ある程度覚悟はしていましたが…実際に目の当たりにすると…やはり凹みますね。
まず、勝ち馬のアルピニスタ、素晴らしかった!終始、力強く、それでいて軽やかにロンシャンを駆け抜けました。連勝街道を驀進する新女帝に感服しました。もしかして、お母さんは河童???(笑)水を得た魚みたいでした!
私の夢であったヴァデニ、昨年の勝ち馬トルカータータッソも馬場に負けることなく、力強い伸びを見せてくれました。
日本馬に関しては、タイトルホルダーは彼らしい競馬が出来たと思いますが、最後はバテてしまいました。他の3頭は…もうバテバテバテに…(涙)
ドウデュースはフォルスストレートで最後方。武騎手がムチを入れて、促してはいましたが…ドウデュースには苦しすぎる馬場状態でした。道中、体力削られまくっていたんでしょうね。最後は全く無理をしなかったことで、ダメージを最小限に抑えたと思いたい。
日本ダービーで2分21秒台で勝ってしまう馬です。しかも父ハーツクライ並みに鋭く、長い脚を使っての勝利。その様な馬が、今回の凱旋門賞でも同じ競馬が出来る訳は…求められる適性が違い過ぎますね。
今回の日本馬の凱旋門賞挑戦は、持ち味が異なる実力馬が、異なるアプローチでレースに挑んだ所が注目でしたが…どうやらどの臨戦過程がベストかは決められないませんね(^_^;)
今年を含め4年連続で、ヨーロッパの馬でさえキツくなる重馬場でのレースとなりました。そんな馬場状態に強い馬を連れて行くしかありませんが、、、
1999年のエルコンドルパサーの様に、文句無しに日本最強クラスで、血統的には本来、ヨーロッパで走るような重厚な血統、ノーザンダンサーの4×3という奇跡の血量の持ち主が、得を取るより名を取れと言わんばかりに、フランスに長期遠征しましたが、それが1番間違いのないアプローチであるんじゃないかと改めて思いました。
それには多額の遠征費が掛かります。簡単に誰でも出来ることではありません。それは百も承知です。しかし、凱旋門賞を勝つため、あらゆる馬場状態や天候に出来る限り対応出来る馬に仕上げるためには、そのくらいの投資と覚悟が必要なのではないでしょうか。
そろそろ凱旋門賞を勝つ日本馬を見たいです。武豊騎手の悲願が成就する姿を見たいです。そのためには、海外遠征に積極的な陣営が、1999年のエルコンドルパサーの挑戦を見本にしても良いのではないかと思います。
全ての日本馬、関係者の皆様、お疲れ様でした。また元気な姿でターフにもどってきてください。
そして、海外挑戦をするなら、また応援します!