QUALIFYING CLASSIFICATION
— Formula 1 (@F1) 2022年7月30日
Take a bow, @GeorgeRussell63 👏👏👏#HungarianGP #F1 pic.twitter.com/SUmvvRw99c
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⚠ 記事そのものは予選終了直後に書いております。
ラッセル恐るべし。初ポールポジション獲得!予選一発の速さは、ルクレールと並び現役最上級だと思っていましたが…マシン的に苦しいので、正に衝撃のポールポジション。おめでとう!そして素晴らしい!
・駄馬に鞭打つ走行
ウイリアムズからF1デビューして、そのウイリアムズで3年間ドライブ。かつての名門は、その見る影もない状態でしたが、ラッセルの速さ、特に予選一発の速さは秀でていました。いや、秀でたという次元ではなく、もう間違いなく本物、超大物クラスに感じられるほどに。
満を持して、王者メルセデスに加入したのが今シーズン。しかし新レギュレーション対応に失敗した最強王者。思い描いた最強チームでの船出とはなりませんでしたが、それでも度々輝きを放つラッセルはやはり只者ではなく、まさかポールを獲得するとは…😲
駄馬(ウイリアムズ)に鞭打って、タイムを搾り出して来た男ですから、今年のメルセデスを振り回すのは他愛も無いことだったりするかもしれません(笑)いやあ…本当にたまげました😲
フェラーリ勢、特にサインツはポールポジション目前だっただけに、ビックリしたのではないでしょうか。
今回はレッドブルに不運が重なり、フェラーリ勢としては、ポイント差を大きく詰める最大のチャンスとなっております。ですが、ラッセルという大きな壁が目の前に現れました。
流石に決勝ペースにおいては、フェラーリ有利だと思いますが、追い抜きが難しいハンガロリンクです。ラッセルがトップのままの展開が、1回目のピットストップまで続く可能性も高いかと思います。
そんな展開になった場合、グリッド10位・11位からスタートのレッドブルにとっては有り難いでしょう。優勝争いは無理でも、フェラーリのすぐ後ろでフィニッシュして、ダメージを最小限に食い留めるレースをすればいいわけですから。
ハンガロリンクは普段はあまり使われないサーキットのため、偶数番グリッドからのスタートは不利(路面が汚れている側のため)だと言われています。フェラーリ勢、特にサインツはスタートが重要。最悪チームメイトに先を譲っても、4番手以下にならない様にしたい。
レッドブル勢は我慢のレースになるかと思いますが、一昨年のハンガリーGPの再現と行きましょう。
2020年ハンガリーGPでは、マックスは予選で7位に沈み、レコノサンスラップ(レース前のグリッドに向かうラップ)でクラッシュ。フロントサスやウイングに大きなダメージを負いながらも、チームがグリッド上でサス交換&ダメージ箇所の修理作業敢行。フォーメーションラップ開始数十秒前に修理を終えるという離れ業を演じました。
そのチームの離れ業に走りで応えたマックスは何と2位表彰台獲得!今回とあの時とでは、状況が全く違いますが、目が真っ赤に血走った猛牛の荒ぶった走りに期待!
…ただ、チャンピオン争いがより一層盛り上がる様、今回はフェラーリに意地を見せて頂きたい!