アストンマーティンF1代表 「レッドブルの調査は何にもつながらない」 【 F1-Gate .com 】
多分、多くのF1ファンが思っていることは、
「アストンがレッドブルのマシンを徹底的に調査・分析をした所で、速さは真似出来ない」
ということ(汗)
2年前は、チャンピオンマシンを上手くコピーしたというか…上手く設計図をコピーしたというか…(苦笑)まあ速かったですね。
アストンの元を辿れば、私が大好きだったジョーダンチームに辿り着くわけですが、ゲイリーアンダーソンさんがマシンデザインの責任者だった時代にしろ、マイクガスコインさんの時代にしろ、デザインに独自性があって、尚且つ戦闘力もあって、良かったですね。
フォースインディア(レーシングポイント時代も含めちゃいます)時代もトレンドのデザインを手堅く取り入れつつ、一定以上の競争力を維持したダークホース的な存在感だっただけに、アストンマーチンという名前のチームになってからのこの2年前は…何やってんのという印象。
アストンマーチンになってから、設備への投資や人材確保により一層力を入れていると言われているのに、どうも1から良いマシンを作るのは苦手(???)。
やる気を失ってしまったベッテルの代わりにアロンソを引っ張って来るだとか、資金力はあるから、マクラーレンで苦悩するリカルドであったり、レッドブルファミリーから離脱の噂もあるガスリーなどの実力者もマネーパワーで引っ張って来ることも可能でしょうが、エンジニアリング部門が力不足では…果たして凄いサラリーを提示した所で、実力者を確保出来るかどうか。
モナコGPの予選で見せた様に、ベッテルはまだまだ錆びついていないと思います。
…やる気に錆付きはあるかもですが(汗)
正直、後方の視界が狭いおぼっちゃまくんを切って、ベッテル・アロンソとか、アロンソ・ガスリーとか、ドライバーの字面(絵面)を豪華にしてみても良いと個人的には思います。
個人的な印象として、お坊ちゃんは悪いドライバーだとは思わないですが、真面目に頂点狙うなら…実績とネームバリュー重視でも良いかと。でも、その前に速いマシン生み出せなきゃね^^;
私が好きだったジョーダン時代は、ノーズに動物の横顔がデザインされていました。スネークヘッド(蛇)→キラービー(蜂)→シャークヘッド(サメ)。試しにブルヘッドをデザインしてみたらどうでしょう。ほぼ完璧な
「グリーンレッドブル」
の誕生です。
今年のマシンは重量過多だったため、塗装を剥がして、350グラムの軽量化を達成したと言われました。ブルヘッドを書き足したら、その涙ぐましい努力が水の泡と消えそうですが…(汗)
○ 1997年シーズンを戦ったジョーダン197。フィジケラとラルフ・シューマッハのコンビで、度々上位陣に噛み付いた危ないスネークヘッド。アルゼンチンGPでラルフがフィジコに噛み付いたことも…(汗)
○ ジョーダン199 1998年から2000年まではキラービーヘッドに。1999年はジョーダンチームのベストシーズン。フレンツェンがチャンピオン争いに加わり、コンストラクターズでは3位。キラービーがやっぱり1番カッコいい!
○ ジョーダンEJ11 最後の動物シリーズ。2001年シーズンを戦った『惜しいマシン』。
何が惜しいかと言えば、速さはあるマシンながら、リアサスペンションのジオメトリーに大きな過ちがあり、リアタイヤの摩耗が大きく、予選の速さを決勝結果に結び付けられず。1999年の大活躍でチームを拡大路線に乗せれば良かったのに、それをしなかったため、2000年に有力スタッフがごっそり離脱。その影響が2000年・2001年ともろに出てしまい…まさに衰退の一途。上位に噛みつくサメになるためには…咀嚼能力に欠けていた(;_;)